第一部 4異端児 〜 9結婚行進曲

 

この章では、孫さんがホーリー・ネームズ・カレッジに入学したところから書かれています。

 

この大学での試験前、たいていの学生は学校のテストをおそれるなか、孫さんは悪性のインフルエンザにもかかわらず、嬉しくてたまらなく、このときの試験はいままでの最高点、オールAの成績を取りました。

 

また、大学時代に夜食を学生に安く提供するビジネスを始めたり、親の負担を減らすため、仕送りを断り、1ヶ月に100万円以上稼げる仕事はないかと考えた時に、発明をすればいいと思いつき、真剣に発明するために行動を起こしたりしました。

 

その結果、台湾人のホン・ルーと協力し、翻訳機の試作機が完成しました。

この完成した記念すべき日は、結婚式の日でもありましたが、孫さんはまさかの忘れてしまいます。

 

1週間後に再度結婚式の日を予約しますが、翻訳機のことを考えていたらまた結婚式のことを忘れてしまい、遅刻しますが、何とか交渉して無事結婚式をあげることに成功しました。

 

普通の大学生であれば、アルバイトをしたり、サークルを楽しんだり、旅行に行ったりすることに時間を費やしますが、孫さんの時間を無駄にすることなく、ビジネスや発明に没頭する姿に圧倒されました。

 

 

また、結婚式さえ忘れてしまう集中力を持っている孫さんもすごいですが、2度も結婚式に遅刻しても許してくれる寛容な奥さんが素晴らしいと感じました。

 

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