第一部 序 〜正夢〜

 

これから井上篤夫氏が書いた「孫正義正伝 完全版」を読んで思ったことをこのブログに書いていこうと思います。

 

 

 

孫正義

この男は誰もが知るソフトバンクグループの創業者であり、日本の実業家です。

 

そんな孫正義氏の人生は

挫折からはじまったそうです。

 

そもそも孫氏は在日韓国人三世であり、

家が貧しかったため、

祖父母や父母が一生懸命に働いている姿を見て、

「いつか、みんなを楽にさせてやりたい。この泥沼からがんばって、少しでも日の目が見られるようになってやる。」

と孫少年は心に決めたといいます。

 

幼い頃はサッカーに夢中になるガキ大将だった孫少年が小学二年生の一年間だけ、外ではいっさい遊ばなくなった理由が、

「自習をするともらえる桜のマークをもらうための勉強」でした。

 

内容を問わず、なんでもいいから勉強すればサクラのマークをつけてくれると知った孫少年が必死に勉強した私も気持ちはよく分かります。

 

なぜなら、私も小学生の頃、

孫少年と同じように、シールを少しでも増やしたいという思いで、自習や読書に励んでいたからです。

 

ただ、父から

「ひょっとするとおまえは天才じゃないか」「日本で一番だ」

「おまえは本物になる」

と、全力で褒められ、

いつしか自分でもそうかもしれないと思い込み、いったん信じたらどこまでも突き進んでいく性格が形成されていった孫少年に対して、

私は褒められることもなければ、

自分に自信を持つこともなく、

ただただ普通に育ちました(笑)

 

このように、幼い頃にいた環境や、

かけられる言葉は、

成長していく過程に大きく影響することを改めて実感しました。

 

 

また、印象的だったのは、

「デジタル情報産業でナンバーワンになる。そのインフラ提供者になりたい。それが一貫して変わらないことなんです」

という孫正義氏の言葉でした。

 

孫氏の人生において、一つの軸をしっかり持ちながら生きていることが伝わり、

なあなあに生きている自分が嫌になりそうです、、、。

 

 

みなさんは何か自分の中に軸はありますか?

 

私はこれから自分の軸を探していきたいと

思います!!!